語彙力を上げることは、収入アップや仕事の評価につながるだけでなく、自分の表現力を豊かにしてくれます。
現代人は、私も含めてですが、「やばい」や「すごい」という言葉で何でも表現してしまいがちではないでしょうか。
美味しい料理を食べたときも「やばい」。
お風呂が熱すぎたときも「やばい」。
驚いたときも、感動したときも「やばい」。
それだけで会話が成立してしまうのは、日本人のコミュニケーション能力の高さとも言えるかもしれません。
しかし、一歩大人になって、その時の感情や状況に合った言葉を使ってみると、見える世界が少し変わります。
職場では知的な印象を与えやすくなりますし、何より自分自身の気持ちを整理しやすくなります。
私自身、語彙を増やして最も良かったと感じるのは、「自分を表現する力」が身についたことです。
例えば、周りの友人たちが次々と結婚していく中で、「自分も早く結婚した方がいいのではないか」と漠然とした不安を抱いていました。
ただ、その感情をうまく言葉にできず、なんとなくモヤモヤしていたのです。
そんな時に出会ったのが「焦慮(しょうりょ)」という言葉でした。
将来への不安や焦りによって心が落ち着かない状態を表す言葉です。
まさにその瞬間の自分にぴったり当てはまり、「自分は今、焦慮を感じているんだ」と理解できました。
言葉を知ることで感情を認識できる。
感情を認識できることで、自分を客観的に見られるようになる。
語彙力を高めることは、単に難しい言葉を覚えることではありません。
自分自身をより深く理解し、他人に正確に伝えるための力を身につけることなのだと思います。
今日から一日一語、新しい言葉を覚えてみませんか。思いがけず、自分の心を表す言葉に出会えるかもしれません。

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