山口恵以子さん著書の「ゆうれい居酒屋」を読んでみました。
こんな方にオススメです。
・小説を読むのが初めてで文量が少ないほうがいい(短編小説がいい)
・人情味あふれる物語を読みたい
・人とのつながりを大事にしている
あらすじ
主人公は秋穂(あきほ)という女性で夫を亡くし、1人で居酒屋を切り盛りしている。
この居酒屋はレトロ感ある商店街にあり、ひっそりとして佇んでいるため普段は常連客しか来ない。
そんな中で物語には新規客が来店し秋穂と話すことで一歩人生が進んでいく。
各短編ごとに新規客がいて各人が持つ悩みや不安に秋穂が寄り添いながらも後押しをするというストーリーだ。
感想
物語が会話ベースで進むので読みやすく、また情景がイメージしやすかったです。
秋穂の親しみやすさに触れ、来店者がおのずと自身の持つ悩みや葛藤を打ち明ける場面を読むと私もこのような何かを吐き出せる場所があるといいなぁと思いました。
物語の中では、初めて入るお店で誰かに知られるでもないからありのままの自分を秋穂に話しているシーンがありました。
現代はSNSが日常の中に溶け込んでいて、何をしても周りの友人や関係者に見られていると思います。
こうした状況だとどこか息が詰まると感じることもあるので「ゆうれい居酒屋」に行って素の自分を出したいですね。
また、小説の最後には作中で登場した料理のレシピが書いています。
秋穂と来店者を思い浮かべながら作って食べるのも良しですね!
(秋穂は手間をかけずにおいしい料理を作るので、レシピも初心者に優しいです)
ぜひ、読んでみてください!

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